『τになるまで待って』 森博嗣 

内容(「book」データベースより)
森に建つ洋館は、“超能力者”神居静哉の別荘で『伽羅離館』と呼ばれていた。この屋敷に探偵・赤柳初朗、山吹、加部谷ら七人が訪れる。突然轟く雷鳴、そして雨。豪華な晩餐のあと、密室で館の主が殺された。死ぬ直前に聴いていたラジオドラマは、「τになるまで待って」。大きな謎を孕む、人気Gシリーズ第三作。

感想 ★★☆☆☆

Gシリーズに共通することですが、今回もτの謎は解かれないまま終わります。
本作ではそれだけでなく、他にも謎のまま終わることがあるので、消化不良になるのは否めない。

トリックは緻密なものではなく、大胆というか大味な感じがした。本当にこの通り上手くいくのか疑問。

個人的に一番驚いたのは加部谷が過去に死体を見たことがあるということ。

僕は過去シリーズを読んでいないので、加部谷が過去に登場していたのを知らなかったのだ。

明るい天然キャラの彼女にそんな過去があったとは意外だった。

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