ホラー 『百蛇堂 怪談作家の語る話』三津田信三 あらすじと感想 ネタバレあり 感想 ★★★★☆ 旧家を舞台にした土着ホラー『蛇棺葬』の続編――というより、二つで一つの作品ともいえます。 『蛇棺葬』を未読で読むと、意味が分からない部分が多々あるため、必ず読んでおく必要があります。 『蛇棺葬』は謎が謎のまま終わるホラー作... 2023.10.08 ホラー三津田信三未分類
ホラー 『蛇棺葬』三津田信三 あらすじと感想 感想 ★★☆☆☆ 田舎の旧家を舞台にしたホラー小説。因習や仕来りなど、著者が得意とする要素満載で、ザ・三津田信三という作品でした。 なので設定はとても好みだったのですが、如何せん読みづらかった。なんでこんなに読みづらいんだろうと不思議に思う... 2023.09.30 ホラー三津田信三
ホラー スプラッターホラー『殺人鬼』綾辻行人 あらすじと感想 感想 ★★★☆☆ 登山を楽しんでいたサークル一行が、謎の怪物に襲われるスプラッターホラー。このジャンルの王道の設定で綾辻行人らしさが発揮されています。 通常のスプラッターホラーでは使われないような、奇抜な仕掛けが施されています。 ただこれは... 2023.08.26 ホラー綾辻行人
ホラー 実話怪談『なまなりさん』中山市朗 呪いの恐ろしさ 感想 ★★★★☆ 呪われた姉妹について書かれた実話怪談集。僕は知らなかったのですが、著者はその界隈では有名な人のようだ。読むのは今回が初めて。 いろいろ思う所はありましたが、怪談に求められる怖さや対処のしようがない絶望感は、しっかり感じられ... 2023.07.22 ホラー
ホラー 『祝山』加門七海 実話っぽい長編ホラー 感想 ★★★☆☆ 実話怪談テイストのホラー小説。主人公が小説家で、著者・加門七海の実体験かのような作りになっています。 そうであっても不思議ではないくらいリアリティがある反面、劇的な演出等がないため、ホラー作品として満足できるかは、好みによ... 2023.07.10 ホラー
ホラー 『拝み屋怪談 花嫁の家』郷内心瞳 あらすじと感想 感想 ★★★★★ 東北地方で拝み屋を営む著者の実話怪談。二つの話がセットになっており、どちらも何とも言えない不気味さと怖さがあります。 実話怪談というジャンルは、実際にあった話や、実体験を元に書かれた話と認識しているけれど、僕にはこれが実際... 2023.05.13 ホラー
ホラー 小説版『リング』鈴木光司 映画と原作の違い ネタバレあり 感想 ★★★★★ 『リング』といえば日本を代表するホラー映画で世界的にも有名。どんな内容かわざわざ説明する必要がないほどで、間違いなくホラー映画の傑作ですね。 でも原作まで読んだ人は意外と少ないのではないでしょうか。小説版『リング』も面白い... 2023.05.02 ホラー
ホラー 『禁祀』阿澄思惟 三津田信三の別名? モキュメンタリーホラー第二弾 感想 ★★☆☆☆ 七つの話が収められたホラー短編集。前回読んだ『忌録』と同シリーズのようなので読んでみました。残念ながらあまり楽しめなかった。興味を惹かれる部分もあったものの、話の出来に差があって面白味を感じないものもありました。 『忌録』... 2023.01.24 ホラー
ホラー 『忌録: document X』阿澄思惟 三津田信三の別名? モキュメンタリーホラー 感想 ★★★☆☆ 四つの話が収められたホラー短編集。キンドルのみで販売されている作品です。電子書籍を検索していて偶然見つけました。まったく無名の人なのに、評価数がやたら多くて気になって読んでみました。 どうやら三津田信三の別名義ではないか、... 2023.01.08 ホラー
ホラー 『まほり』高田大介 民族学好きにおすすめのミステリーホラー 感想 ★★★☆☆ 恐ろしい因習が残る山間の村を舞台にした民族学ミステリー。ミステリーというより、サスペンスとかホラー寄りですね。 民族学がテーマの小説としては、とても満足度が高く星5つなのですが、エンタメ小説としてみると平凡かなあという気が... 2020.12.11 ホラー