『θは遊んでくれたよ ANOTHER PLAYMATE θ』 森博嗣 

内容(「book」データベースより)
25歳の誕生日にマンションから転落死した男性の額には、θという文字が書かれていた。半月後、今度は手のひらに赤いθが書かれた女性の死体が。その後も、θがマーキングされた事件は続く。N大の旧友・反町愛から事件について聞き及んだ西之園萌絵は、山吹ら学生三人組、探偵・赤柳らと、推理を展開する。

感想 ★★★☆☆

gシリーズの第二弾。被害者に共通するのはθという記号が書かれていること。それ以外に繋がりはない。

このことが何を意味するのかをいつものメンバーが推理します。

宗教団体の仕業なのか、それとも連続殺人なのか、いろいろな可能性を議論する。 

この作品はいわゆるミッシング・リンクものです。連続殺人の隠された繋がりを探すというミステリの一ジャンル。

トリックに関してはミッシング・リンクものの定番ともいえる手法を使っています。それを上手くアレンジしていて面白いと思いました。

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