新年のご挨拶

2022

皆様あけましておめでとうございます。

本だけ読んで生活したいと夢想しつつ、仕事に追われる日々を送っている管理人です。

年も明けたことだし、2021年の個人的読書の振り返りをやってみたいと思います。昨年販売の小説でなく、僕が昨年に読んだものですね。

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2021振り返り

昨年読んだ長編小説で一番面白かったのは、三津田信三の『忌名の如き贄るもの』ですかね。やはり最後のインパクトが凄かった。

凶器の消失方法が若干、都合良く感じられたのと、刀城言耶シリーズにしては事件自体が地味に感じたため、星四つにしたのですが、今思うと星五つで良かった気もしますね。

シリーズの特徴でもある怖さや不気味さをしっかり感じられて、あの驚きですもんね。まだ読んでない方はおすすめです。

短編では桜田智也の『火事と標本』(『サーチライトと誘蛾灯』内収録)。
こういう芸術家の狂気みたいな意外な動機は大好きです。こちらも一読の価値あり。

尚、どの短編も良質で昆虫をテーマにしている点も面白いです。

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あとがき

作家さんでいうなら『屍人荘』シリーズの今村昌弘、『時空旅行者の砂時計』の方丈貴恵が気になりますね。

お二方とも特殊設定で本格ミステリをやっていて、これからどんな物語を見せてくれるのか、楽しみで仕方ない。

昨年も様々なミステリ作品が上梓され、しかもクオリティが高く豊作の年だったと思います。でもあまり読めてないので残念極まりない……

それでは皆様、今年もよろしくお願いします!

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