本格ミステリー

館シリーズ感想『黒猫館の殺人』 綾辻行人 

感想 ★★★★☆『十角館の殺人』から始まる館シリーズの六作目。 話として普通に面白かったし、何よりも密室殺人のトリックに捻りが効いていてよかった。『時計館の殺人』のような重厚感はありませんが、気軽に本格ミステリの楽しさを堪能できるいい作品。
広義のミステリー

『午後からはワニ日和』似鳥鶏 動物園が舞台の珍しいミステリ 感想 

感想 ★★★☆☆動物園を舞台にしたミステリ小説。文庫の表紙とあらすじを見て、ゆるい感じの連作短編をイメージしていたら、なかなか深刻な事件の長編ミステリでした。水族館が舞台のミステリは何度か読んだことありますが、動物園が舞台なのは珍しいのでは...
本格ミステリー

『しあわせの書 迷探偵ヨギガンジーの心霊術』泡坂妻夫 これはトリックかマジックか

感想 ★★★★☆トリックというべきか、マジックというべきか。とにかく驚くべき仕掛けが施された小説です。マジシャンでもある著者の遊び心が詰まった一冊。最初の扉部分に〝未読の人にしあわせの書の秘密を明かさないで下さい〟という但し書きがあるのも納...
本格ミステリー

『覆面作家の夢の家』 北村薫 

感想 ★★★☆☆覆面作家シリーズの第三弾。二重人格のお嬢様探偵〝千秋さん〟こと新妻千秋と、若手編集者の岡部良介が活躍するシリーズも本書で完結となります。本書に収められているのは三つの短編。北村薫さんらしいほのぼのとした良いシリーズでした。
海外ミステリー

『ロング・グッドバイ』 レイモンド・チャンドラー 村上春樹訳

感想 ★★★★☆レイモンド・チャンドラーの名作を村上春樹が訳した新訳版。けっこう長い物語でしたが、楽しんで読むことができました。あとがきに村上春樹のチャンドラー論が原稿用紙90枚分ついていて、お得感がありました。物語もさることながら、このあ...
海外ミステリー

『マルタの鷹』 ダシール・ハメット 小鷹信光訳

マルタの鷹〔改訳決定版〕 (ハヤカワ・ミステリ文庫)posted with ヨメレバダシール ハメット 早川書房 2012-09-07AmazonKindle楽天ブックス感想 ★★★☆☆本作は何度も映画化されていて、映画でも有名みたいですね...