広義のミステリー

『私たちが星座を盗んだ理由』 北山猛邦

感想 ★★★☆☆青春っぽいものやファンタジーなものまで、いろんな話が収められたミステリ短編集。設定は違えど意図していることはどれも共通で、最後にひと波乱あって隠されていた画が見えてきます。北山猛邦は物理トリックの作家というイメージを持ってい...
海外ミステリー

『毒蛇の園』 ジャック・カーリイ

感想 ★★☆☆☆アメリカのモビールを舞台にしたサイコミステリシリーズの第三弾。一作目の『百番目の男』はとても面白かったのですが、回を重ねるごとにだんだんつまらなくなっている気がしますね。本作に関しては完全に期待外れです。プロットは緻密でその...
本格ミステリー

『背徳のぐるりよざ セーラー服と黙示録』 古野まほろ

感想 ★★★★☆世間から隔離された特殊な村で起きる連続殺人事件を、女子高生たちが解決する本格ミステリ小説。読み終わった後に、お腹いっぱいで食傷気味になるほど複雑で濃密な話。かなり現実離れしているため、好みは別れそうです。 ライトノベル的なと...
本格ミステリー

『Bハナブサへようこそ』 内山純

感想 ★★☆☆☆第24回鮎川哲也賞受賞作。 主人公の働くビリヤード店に様々な事件が持ち込まれ、そこに集った人間たちが推理合戦を繰り広げる安楽椅子探偵もの。短編三作と中編一作からなる連作短編集となっています。とても無難な印象を受ける作品で、大...
海外ミステリー

『デス・コレクターズ』 ジャック・カーリイ

感想 ★★☆☆☆前作『百番目の男』の続編にあたる本作でも、異常犯罪専門の刑事カーソン・ライダーとハリー・ノーチラスのコンビが活躍する。前作が衝撃的だったゆえに期待して読んだのですが、そこまでではなかったです。構成はさすがの上手さだったし、普...
本格ミステリー

デスゲーム本格ミステリ『その孤島の名は、虚』 古野まほろ

感想 ★★★★★吹奏楽部の女子高生たちが突如謎の島に飛ばされて、そこでサバイバルを繰り広げる――という内容。生き残りをかけて戦う話や、閉ざされた空間からの脱出を試みる話が好きな人なら、きっと楽しめると思います。しかも本作は新本格的な仕掛けも...