本格ミステリー

ミステリ短編集 『小さな異邦人』 連城三紀彦

感想 ★★★☆☆情緒のあるミステリを書くことで有名な連城三紀彦の短編集。各種ミステリランキングで上位に入り話題となりました。収録されているのは八編で、そのどれもが男女の愛憎劇を描いています。若者の恋愛のようなうぶな激しさはなくて、艶やかでし...
三津田信三

刀城言耶シリーズ『幽女の如き怨むもの』三津田信三

感想 ★★★★☆戦後間もない日本を舞台にした本格ミステリシリーズ、通称・刀城言耶シリーズの第6長編。三つの遊郭で起きた身投げ事件が今回の話です。四部構成になっていて、刀城言耶は最後の四部にのみ登場します。今までとは違ったやり方になっていまし...
三津田信三

刀城言耶シリーズ感想 『生霊の如き重るもの』三津田信三

感想 ★★★☆☆刀城言耶シリーズの短編集第二弾となる本作には、五つの話が収録されています。そのどれもが刀城言耶が学生時代に体験した事件。大学の先輩である阿武隈川烏(あぶくまがわ からす)がたびたび登場し、長編ではわからなかったトラブルメーカ...
三津田信三

刀城言耶シリーズ『水魑(みづち)の如き沈むもの』三津田信三 ネタバレ感想

感想 ★★★★☆刀城言耶シリーズの第五長編作品。本作は第10回本格ミステリ大賞を受賞しています。今回はいつもよりホラー色が強め。超常現象を超常現象のままで終わらせていたりします。このシリーズは本格ミステリとホラーの融合を目指しているので、そ...
ホラー

王道のスリラー小説『クリスマス・イヴ』 岡嶋二人

感想 ★★☆☆☆雪に閉ざされた別荘地で、謎の殺人鬼に襲われるスリラー小説。著者の岡嶋二人はかつてコンビで活動していたミステリ作家。その中の一人、井上夢人は現在も執筆活動を続けています。岡嶋二人は乱歩賞でデビューして多くのミステリ小説を残して...
三津田信三

刀城言耶シリーズ『密室(ひめむろ)の如き籠るもの』三津田信三

感想 ★★★☆☆刀城言耶シリーズ初の短編集で、三つの短編と一つの中編が収められています。短編三つはどちらかというとホラーよりで、表題作の中編はいつもの長編のようなテイストでした。